VASIC

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Vol. 2  ぬくもりを添える秋の景色
2018.10.30

 

A tale of Autumn

灼熱の太陽に照らされた夏が過ぎ去った頃。うららかな陽光のなかで冷たい風が肌をくすぐる初秋は、これから訪れる冬に向かってどんな装いをしようかと心を踊らせる時期。カサカサと音を立てる木の葉や秋桜が季節の変化を告げ、おのずと暖かな色合いや素材のアイテムに心惹かれてしまうもの。

VASICのクリエイティブディレクター水尾加乃子にとって、秋とはどんな季節なのでしょうか。

 

 

「秋冬を肌で感じるのは、いつもパリです。10年以上毎年パリのファッションウィークを訪れていて、秋冬コレクションが開催される9月が巡ってくるたびに、この季節の到来を感じます。旬を迎えた植物や果物を見るのはもちろん、少し肌寒いパリでストリートのファッションを見ては季節を実感する、それが楽しみで。ここ何年もの間、私にとってはルーティーンのようになっています」。

 

The Seasonal Color and Material

 

そんな水尾が描き出したVASICの今年の秋冬コレクションは、オレンジを中心としたカラーパレットで構成されています。寒い季節であっても心にぽっと温もりを感じられるようなビビッドなオレンジが印象的。

「色のインスピレーションはごく自然に舞い降りました。なぜオレンジだったのか理由はないのですが、差し色にオレンジと少し珍しいトーンのブルーを加え、VASICの世界観に寄せていきました」。

 

 

スタイリングの一部に溶け込むベーシックカラーとはまた異なり、見る者の脳裏にイメージを刻印するような存在感ある色合いです。

そして、素材の個性を存分に楽しめるファーアイテムも登場。

 

 

「VASICの秋冬のコレクションでは毎回ファーのスタイルをフィーチャーしていて。私、とにかく毛皮が好きなんです。上質で優れたお気に入りのフェイクファー素材をマーケットで発見することができた時、その瞬間にファーのスタイル構想がスタートします」。

 

 

素材探しでは苦労も多いと水尾はいいますが、それも彼女の好きな作業のひとつ。

「目で見て、そして手で触れて。自分の感覚で出来る限り探したいと思っています。生地のマーケットを訪れては、目に飛び込んでくる色でコレクションを着せ替えしているんです。それは塗り絵のような感覚なのです」。

 

 

The CITY We Love

 

なお、今季にはショルダーバッグ‘CITY’が初めて誕生。スタンダードでありながら女性が一度は憧れるクラッシックなショルダーバッグを提案しています。ドレッシーなシーンはもちろん、日常でカジュアルにも使えるバッグ。ふと気づけばいつも一緒に過ごしているような、そんな信頼度の高さを誇ります。

「バッグを作る上で、私にはいわゆる基本の方法論はないのです。だからこそ、自由に動いてはアイデアが生まれているのかもしれません。ワクワクするような“Fun”なもの、良いもの、そんなものづくりからスタイルを提案したいと思います」。

 

Timeless & Classic、日常で使える私だけの定番 "My Standard Bag" をテーマに、
2015 Spring/Summer コレクションよりニューヨークにてVASICを発表。
シンプルかつ機能的、エレガントでありながらも大人の遊び心を加えた、普遍的なデザイン。

おしゃれを楽しむすべての女性へ、それぞれのライフスタイルにフィットする様々な
「バッグの在り方」を提案していくハンドバッグブランド。