VASIC

  • Stories of VASIC
Vol. 4 Stories of VASIC
2018.12.30

VASIC AOYAMA

VASICが誕生して3年。このたび、待望のフラッグシップショップが南青山にオープンしました。

奇をてらわずに界隈に溶け込んだ店構えに、ガラスと白壁、ウッド素材が有機的に融合した店内。ニューヨークのインテリアデザイナーに依頼し、家具や什器もカスタムメイドであつらえた空間には確かにこだわりが散りばめられていますが、美しい見た目だけではない、もっと大事な要素がそこにはあります。

Store Concepts

「VASICのすべてのコレクションを一堂に会したスペースが欲しいと、以前から漠然と望んでいたんです。昨年の秋に40歳を迎えたのですが、節目となる年に新たな目標が欲しかったのかもしれませんね」。

このフラッグシップショップの計画が始まる前から、VASICクリエイティブディレクターの水尾加乃子はすでにイメージを膨らませていたといいます。店の構想に際し、まず浮かんできたキーワードは、「温もり」、「コミュニケーション」、そして「クラシック」。ファッションアクセサリーのショップとなればビジュアル面の追及がリストのトップに上がりそうですが、水尾が最も重視したのはソフト面である人と人との繋がりでした。

「セールススタッフとお客様の間でパーソナルなコミュニケーションが生まれるような、心のこもった関係性に憧れがあったのです。私は美容師でもあり、一人一人のお客様との時間を大切に過ごしてきましたから、長いお付き合いができるようコミュニケーションの時間を充実させられる環境にしたいと思いました。そして、お一人ではもちろん、お子さん連れでも入りやすく、いつでも何度でも戻ってきたくなる空間を目指しました」。

お店を構えるうえで、内装やディスプレイが美しいのは当たり前のことかもしれません。一方で、お客様とセールススタッフとの間に当たり前はなく、その瞬間瞬間で発展していくもの。毎回、一期一会の新しい発見があります。

「単に商品を見るための店ではなく、店内のスペースや空気感、スタッフとの会話までを楽しんでいただける環境をVASICなりに作っていけたら」。

Scent to Remember

ここだけのエクスペリエンスを楽しんでもらうためこだわったのは、もうひとつ。
「香りは人の記憶に残るものだから、香りとともに空間を覚えて欲しい」という願いから、水尾は香りでこの店を表現し、VASIC AOYAMAの香りを作り上げました。

「ショップで使用されている木の温もりをベースに、様々な種類の木の香りをミックスしました。主体となっているのはパロサントという木の香りです。パロサントは海外では香木として各所で気軽に売られていて、木片に火をつけて香りを楽しむもの。その一連の動きが私はとても好きなのと、空間を浄化する作用がクリアな心持ちにさせてくれるので、この香りをメインにしたのです」。

なお今回キャンドルに使用したガラス容器は、アメリカのガラスアーティストに特別に作ってもらった品。お店で使用している花瓶も同じアーティストによるものです。VASICだけでなく丁寧に作られたスペシャルなものを提案していきたいと水尾は言います。

「今後はバッグ以外にもギフトになるような、“あそこに行けば何か見つかる”お店をやってみたいですね。海外で見つけたユニークな品を集めるなど、形を問わず生活にフォーカスしたものに向き合っていくのが理想です」。

Timeless & Classic、日常で使える私だけの定番 "My Standard Bag" をテーマに、
2015 Spring/Summer コレクションよりニューヨークにてVASICを発表。
シンプルかつ機能的、エレガントでありながらも大人の遊び心を加えた、普遍的なデザイン。

おしゃれを楽しむすべての女性へ、それぞれのライフスタイルにフィットする様々な
「バッグの在り方」を提案していくハンドバッグブランド。