Vol.86 Stories of VASIC
春風が素肌を優しく撫でては、思わずその心地よさに目を細めてしまうこの頃。待ちわびた春らしい気候に、外出がもっと楽しくなりますよね。今回のVASIC NOTEでは、この季節を讃美するようなハッピーなニュースをお届けします。
New Staples for Warm Weather
VASICの春夏の定番として愛される素材が今年もカムバック。季節感を伝えるラフィア調素材にはレザーとは異なる軽妙さがあり、エレガントなのにシリアス過ぎないのが魅力です。
バゲットバッグに仕立てた「Ralda(ラルダ)」は落ち着いた雰囲気をたたえつつ、丸みを帯びたシルエットが愛らしい印象。ハンドルが回転式なので物を出し入れしやすく、ストラップは長さの調整が可能。ハンドバッグとして、ショルダーバッグして、夏の行楽シーズンに欠かせないバッグになりそう。
また、ボックスタイプのハンドバッグ「Franca(フランカ)」は、ナチュラルな風合いを用いながら大胆に立体のフォルムを打ち出したアイテム。何でも気兼ねなく入れられる筒型のボディと回転式ハンドルの組み合わせは、一度使ったらその頼もしさに驚くはず。街でもバカンスでも、エレガントにもカジュアルにも。柔軟に対応します。
どちらもテラコッタのブラウン系、ブラック、アイボリーの3色展開です。
Refined Canvas Bags
さらに、もう一つの季節素材がキャンバス。レザーを効果的に使い、キャンバスのカジュアル感を大人仕様に昇華させたバッグが登場しています。「Amber Mini - Canvas(アンバーミニキャンバス)」はラップトップやA4サイズが入るサイズ。ダブルジッパーでオフィスバッグやトラベルバッグに、頼れる存在。そのクラシカルな存在感をいかしたスタイリングを考えるのも楽しそう?
一方、気軽なお出かけには小さめの「Amber Mini Mini - Canvas(アンバーミニミニキャンバス)」を。キャンバス地の飾らない風合いがクラシカルなハンドバッグをアクティブに表現しています。バッグ自体が驚くほど軽く、内側にはポケットが2つついています。Miniサイズとのダブルバッグ使いもオススメです。
いずれもテラコッタとブラックをご用意しております。
MAISON VASIC’s First Store Unveiled
VASICの「日常に寄り添うスタンダード」を継承しながら、より贅沢な素材やディテールを追求するプレミアムラインMAISON VASIC。そのエクスクルーシブな世界観を体験できる場として、ブランド初のショップが東京ミッドタウンに誕生しました。
白を基調にした店内は、静謐に満ちた空間が訪れるお客様を日常から切り離し、MAISON VASICのストーリーへと誘います。広々とした贅沢なフロアは内装の細部がゆるやかな曲線を描きながら、リラックスしたムードに。ポール・ケアホルムの椅子など、ミニマルデザインの美しさをフィーチャーしながら、お客様がゆっくりとした時間を過ごしていただける意匠にこだわりました。店内ではMAISON VASICのバッグとジュエリーのフルラインが集結するほか、VASICのシグネチャーピースも展開。
さらに今回の目玉として注目したいのが、ディレクターKanokoがMAISON VASICの新たな試みとして打ち出したWhite Shirt。シャツには珍しいハリのあるタイプのコットンをあえて使用し、精巧なディテールを施した純白のシャツは、着る人の表情を豊かに引き出すエモーショナルなデザインが魅力。
「シンプルな美しさの中に強さと個性を宿す白いシャツは、身に纏う人の気持ちをキリッと引き締めてくれるような存在です。フェミニンとマスキュリンを行き来するような、MAISON VASICらしい凛とした一着をお届けいたします」。
なお、素材やものづくりの背景からストーリーを紡ぎ出すMAISON VASICでは、White Shirtをはじめ、一部のハンドバッグやジュエリーも日本製にこだわっています。上質な素材と確かなクラフトマンシップに裏打ちされたMade in Japanに誇りを抱き、持続可能なものづくりを目指しています。
優れた素材と技術に裏打ちされたMAISON VASICのラグジュアリーを是非、手に取って体験いただけたら幸いです。スタッフ一同、皆様のご来訪を心よりお待ちしております。