Vol.62 Stories of VASIC

ラフィア調素材のバッグといえば、VASIC初期のコレクションから続いているシリーズで、心待ちにしてくださるお客様も多くいらっしゃいます。シーズンレスに使えるレザーバッグもいいですが、うららかな季節になると同時に、季節感あふれる軽やかなラフィア風バッグに目がいってしまうもの。今年も皆様に愛される新商品が続々と登場しております。

Vasket

毎年人気のかごバッグ「Marche（マルシェ）」を進化させた最新版「Vasket（ヴァスケット）」。開口部を大きくしたシェイプが新鮮で、マイクロファイバーとのボンディング仕様によって軽量化されているのも嬉しいポイントです。そして最大の特徴といえるのが、バッグから見え隠れするポーチの存在です。

VASICクリエイティブディレクターのKanokoにその意図を尋ねてみると、「間口が開いているため、荷物が見えてしまうのが気になるという方のため、着脱可能なポーチをつけました。ポーチはキャンバス風のしっかりとした生地でありながら、立体的に見えるしなやかさも欲しかったので、厚みを調整するのに苦労しました。なお、底にあるスナップボタンでポーチを固定してもいいですし、固定せずにバッグインバッグ用として使ったり、ポーチを外したりと、好みに合わせて使い分けできます」と教えてくれました。

たっぷりと物が入る通常のサイズは肩掛けでもエレガントですし、手で持つだけでも様になります。Miniサイズはボディの一部としてフィットする大きさで、いつもの装いにプラスするだけで軽やかな季節感を加えます。色は両サイズともEspresso(エスプレッソ)、Ivory(アイボリー)、Black(ブラック)のベーシックカラーをご用意しました。

Poppy

VASICでは毎シーズン、個性派受けするデザインコンシャスなバッグも発信していますが、Kanokoの斬新なアイデアは今シーズンもサプライズを届けてくれました。それが、変形バッグ「Poppy（ポピー）」。スナップボタンでハンドルをまとめると立体的なハンドバッグとなり、スナップボタンを解放するとトートバッグに変身するユニークな商品です。

「書類などが入るわけではないので、完全なる”おしゃれバッグ”です。これを持っているだけで、気分が上がる！というときめきを大切にしたくて」と語ってくれたKanoko。立体的なバッグが好きであるがゆえに、理想の形を実現するためには何度も試作を繰り返したといいます。「花びらの柔らかい曲線をイメージしていて、試行錯誤するうちにこのような形に行き着きました。こうしたバックには無理やり機能性を盛り込まずとも、気分を盛り上げたり、季節を表したり、そういったパトス（感情）においてスペシャルな仕掛けをお届けしたいと思っています。わ！っと感情が動く瞬間が体験してもらえれば嬉しいですね」。

カラーはEspresso(エスプレッソ)、Ivory(アイボリー)、Black(ブラック)の3色。ベーシックカラーで独創的なフォルムにもすんなりと挑戦しやすくなっています。

Club Mini – Raffia

丸みのある愛らしいシルエットでご好評いただいている「Club Mini（クラブミニ）」もラフィア調素材で夏らしい装いに。立体的な巾着バッグがラフィア調素材でよりソフトで軽やかなイメージに刷新されています。デート用のスタイリングやバケーションのリラックススタイルなど、この季節ならではのシーンに映えるアイテムです。ストリングスを結んだり、無造作にたらしたり、お好みの表情を作ることができるのもポイント。ラフィア調素材と相性のよいEspresso(エスプレッソ)、Ivory(アイボリー)、Black(ブラック)の3色展開で、この夏はヘビロテの予感です！

Micro Bond

VASICの顔であるBONDシリーズからは、かつてない最小サイズが登場。「Micro Bond（マイクロボンド）」は、ワイヤレスイヤホンのケースを収納するのにぴったりの大きさで、ウェアラブルなアクセサリーとしてジュエリー感覚でお使いいただけるもの。装いに追加するだけで、その人のもつユニークなキャラクターが輝くようです。

色はBlack、Ivory、Monaco(モナコ)、Red(レッド)の4色。他の色に馴染むカラーにするか、アクセントに目立つ色にするか、選ぶのが悩ましいところ。バッグのチャームとして使うのもオススメです。

Color me your color @ISETAN SHINJUKU