Vol.101 Stories of VASIC
梅雨がなく、日本よりも先に夏に突入していたニューヨーク。しばし熱波が続き、7月も始まったばかりで夏のピークはまだまだこれからという事実に戦々恐々としてしまいますが、ファーマーズマーケットに並ぶ旬の野菜やフルーツ、ハーブの生命力あふれた姿を見ると、この季節も愛おしく。ファッション業界では秋に移り変わるタイミングということで、今回は夏の明るさも残した新作をご紹介します。
Dona
「控えめでありながら確かな存在感を残す芯のある女性像をイメージして名付けたバッグです」とクリエイティブディレクターKanokoが語るのは、上質のレザーで構築されたコンパクトなハンドバッグ「Dona(ドナ)」。
小ぶりな見た目ですが、わずかにマチを設けて必要な持ち物が収納できる造り。静かなフォルムをベースに、開口部は物の出し入れがしやすいバネ口金具を使い、細いハンドルを合わせてクラシカルな印象に仕上げました。
カラーは深みのあるBrunette(ブルネット)、媚びない強さを発揮したMagenta(マジェンタ)の2色。レザーの質感と色でスタイリングに強弱をつけて。
Raba
VASICの得意とする巾着スタイルを円錐型に変化させ、プレイフルに昇華させた「Raba(ラバ)」。その立体のシルエットは見た目にも楽しいのですが、丸紐のコードでノットをスライドさせてバッグを開閉する意匠もユニークなのです。
「金具に頼らず、紐の動きをデザインの一部として成立させました。また、開口部を絞ることで生まれる美しいドレープ、底へと広がる柔らかなフォルムと、あらゆるディテールがバッグの印象を強めています」
特徴的なデザインをさらに輝かせるべく、カラーはClair(クレール)、茶系のTawny(トーニィー)をご用意しました。
Brace Mini
シンプル設計でモダンな佇まいを構築した「Brace Mini(ブレース ミニ)」。マチをたっぷり確保した余裕のある造りが特徴で、内ポケットつき。開口部を留めるノットの金具がきらりとレザーに光を添えています。軽くて折り畳むこともできるので、サブバッグとしても活躍してくれる優れものです。
「派手さはないけれど芯があって、自然と手にしてしまうデイリーバッグ。それこそが、私がVASICのバッグで最も大切にしている要素なのです」
ソフトな白のClair(クレール)、パステルイエローのCypre(シプレ)、グレーのFoget(フォジェ)、深い茶系のSable(セーブル)、Blackの5色を7月15日(水)より販売いたします。
