Vol.48 Stories of VASIC

2月のVASIC NOTEは2回目の配信となります。こうして定期的にVASIC NOTEを配信していると、こちらからの一方通行のコミュニケーションでありながら、皆様と1年を共に歩んでいるような気持ちになって胸にぬくもりを覚えます。近頃のニューヨークは少しずつ外出がしやすくなっていて、春になったらあれがしたい、これがしたい、ということが増えてきました。

実は個人的にはまだまだ冬のコレクションを愛用している最中ですが(笑)、今回はEverとSignシリーズの新色をお届けします。

EVER Series

大人の女性の万能バッグとしてVASICのシグネチャーの一つとなっている「Ever(エバー)」。主張し過ぎないシンプルな見た目なのに、前面のディテールによってバッグとしての”顔”がファッショナブルに引き出されているのがポイントです。ワンハンドルのエレガントな姿が、ストラップでショルダーやクロスボディにアレンジすることで、がらりと雰囲気が変わり、どんなスタイリングにもマッチ。内ポケットのほか背面にもポケットがあり、ファッションアクセサリーとしてだけでなく機能性に優れたところも魅力です。なお、一番大きなサイズのEverは今シーズンからはサイズアップを図り、ますます活躍の場が広まりそうです。

カラーはIvory(アイボリー)、Black(ブラック)に、ナッティなニュアンスのあるAlmond(アーモンド)の3色がサイズ共通となります。特にアーモンドは、今までのダークな茶系とは異なるライトな色彩なので、新しいEverの魅力が引き出されています。また、Mini、Mini Miniサイズには、くすみ系のJean(ジーン)もご用意しました。クリエイティブディレクターKanokoいわく、「優しいカラーで肌馴染みのよさを意識した色を揃えてみました。Everとともに春の訪れを楽しんでいただけたら」。

SIGN Series

ビジネスバッグやマザーズバッグ、トラベルバッグと、シーンを選ばず頼りにできるトートバッグの「Sign(サイン)」。根強いファンの方々に支持されているシリーズですが、こちらもこの春からアップデートされています。まず内側にマイクロファイバースエードを使用し、お手入れがしやすく。そして、今まではレザーの色とコントラストを引き出すホワイトステッチを採用していましたが、新しいSignは同色のステッチに。モノクロマティックな見た目になって、よりマチュアな魅力を増したのではないでしょうか。

「ベーシックなスタイルだからこそ、生活に溶け込みやすい色を選んでいます」というKanokoの言葉どおり、Signは誕生以来ベーシックな色のみを追求してきました。派手さではなく、時代に左右されない信頼感がこのバッグの強みです。定番のIvory、Blackに加えて、アーシーカラーのSand(サンド)が今シーズンは仲間入り。どんな色とも合わせやすいカラーなので、マルチケースPetra(ペトラ)とのダブル使いもオススメです。

メインビジュアルを参考に、スタイリングのアレンジを工夫してみては。