Vol.66 Stories of VASIC

誇張ではなく「灼熱」という言葉を嫌というほど体感させられる今年の夏。皆さま体調などを崩されていませんか? もう8月も終わりとはいえ、この暑さでますます秋の到来が待ち遠しくなるものですよね。ワードローブを一気にシフトするのは無理ですが、少しずつ目につく色味が変わっていく頃かもしれません。そこで今回は、皆様にこの秋の気分を予感していただくため、VASICの新しいアイテムをご紹介します!

Bond's Seasonal Colors
「いくつ季節が巡っても、やっぱり『Bond(ボンド)』が好き」と言って下さる根強いファンに支えられたシグネチャーバッグ。大人のベーシック派と、ユニークなカラー派、どちらのお客様にも満足していただけるよう、毎シーズン多くのカラーバリエーションを揃えています。

今シーズンは、秋らしさ抜群のCashmere(カシミア)が共通カラー。MiniとMini Miniにはニュートラルなベージュ系のSoy(ソイ)、くすみのあるIvory(アイボリー)、ダークなニュアンスカラーのAsh(アッシュ)、Black(ブラック)。さらに、ひときわ目を惹くNavy x Orange(ネイビーxオレンジ)のバイカラーは、深い濃紺のネイビーにビビッドなオレンジがパンチを効かせて、パワフルなイメージに。こんなカラーバリエーションから、秋を感じてみませんか?

Patti Goes Strong
縦長のシルエットにノット(結び目)のディテールでVASICらしさを加えた「Patti(パティ)」。しなやかなレザーが手や肩にすっと馴染み、体に寄り添うような心地よさを発揮するこのバッグは、ミニサイズでデビュー以来、大きな反響をいただいております。今シーズンからは、さらにサイズが追加され、Pattiファンが増えそう。

「トートバッグの需要が今まで以上に高まっているのを感じていて、縦型のバッグをもっと提案したくて」と語るVASICクリエイティブディレクターKanoko。彼女が愛用しているのは、ビジネスにも使える大きめサイズ。ラップトップや書類などを楽々と収納しながら、普通のトートバッグとは異なる洒脱なデザインでファッション性も主張します。「発表までの間、実際に長いこと使用してきましたが、ベストなアイテムと自信をもって言えますね。」

カラーはコーディネートしやすいBlack(ブラック)とMarron(マロン)を2サイズ共通でご用意し、パステルイエローのYolk(ヨーク)とIvory(アイボリー)をMiniサイズのみで展開いたします。主張し過ぎず、自然と視界に入るような優しいカラーは、夏から秋へと季節がシフトするムードにぴったりです。

Bond Mini in Denim
今シーズンの目玉として、皆様にぜひお手にとっていただきたいのがデニム素材のBond Mini。MAISON VASICの開始とともに日本のものづくりへの興味が高まり、何か国内で作れるものはないかと探していたKanoko。メイド・イン・ジャパン=デニムというワードをピックするのに、時間は要しませんでしたが、普段からデニムが好きで着用しているKanokoにとって、生地を一つに絞るのはかなり難しかったといいます。

「色落ちの可能性から、通常デニムはバッグに使用すること自体が懸念されています。そこで着目したのが、なるべく色落ちが少ないよう加工され染められたデニム生地です。」

そんな自慢のデニム生地を採用したスタイルは、ブランドのクラシックであるBond Mini。ワンウォッシュされたような絶妙なブルーをベースに、アクセントにキャメルとホワイトをそれぞれ組み合わせた2タイプのバイカラーをご用意しました。「季節や気分に合ったBondをクローゼットから選ぶ、そんなシーンを想定してシンプルな組み合わせを提案しています。」

9月1日よりVASIC全店舗で発売いたしますが、ご来店の際はセールススタッフの姿にも注目。今回のデニム生地を選ぶにあたり、Kanokoが「メンズライクなセットアップを作りたい」とデザインしたユニフォームを着用してます。VASICのデニムスタイルで、新たなデニムの魅力を見つけてみてください。